アルクの重量級英単語帳

英語を読みたいと思ったのは、小説をやたら読んでいた頃に、翻訳に飽き足らず、ペーパーバックを英語のまま理解したい!という理由でした。

 

ですが、学生時代ロクに英語学習などしていなかった私は、一体どこから手をつければいいのか、分からなかったのです。

 

いわゆる、SVOだとかSVOOだとかSVOCだとかいうものが、文章の構造を表しているということすら、まったく覚えてなかったのでした。

 

そこで、とりあえず文法は置いておくとして、英単語をたくさん覚えたならば、文章が読めるのではないか?

 

そういう短絡的な動機で、単語を覚えることに意識が向いたというわけです。

 

ですが、英単語帳もたくさん出版されていて、どれを選んでいいのかわからない。

 

というわけで、一冊に多くの単語が詰め込まれている単語帳がいいのでは?

 

それで選んだのが、アルク英語出版編集部が出版している『究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語』でした。

 

 

確かレビューもざっと読んだ記憶があるのですが、もう完全に頭から消え去ってしまっています。

 

ですが、これを選んだのは私にとっては成功でしたね。

 

初めて私が購入したのは中級の3000語でしたが、さらに上級の3000語、超上級の3000語も発売されています。

 

 

初級の3000語を加えると、12000語もの英単語をガッツリ覚えることができるのです!

 

 

確かに言うは簡単、やるは難しという感じですが、とにかく覚えてたい!というやる気があれば、なんとかなるものです。

 

英単語の使い方が分かるように、文章に単語を組み込んで、覚えるようなスタイルは私には合っていました。

 

残念ながら、すべての英単語が文章になっているわけではなく、3000語のうち半分の1500語ぐらいでしたが、願わくばすべてが文章に単語を組み込んで欲しかったですね。

 

とにかく体系的に単語を一気に覚えたい!という人にはおすすめです。

 

ただ、結構なやる気がないと途中で放り出してしまうほどのボリュームがあります。

 

中級3000語を覚えるために、初めから最後までページをめくるまで、2、3ヶ月かかった記憶があります。

 

ほぼ毎日数時間覚えていたはずですが、まったく知らない状態だとかなりの負荷がかかるというのが私の実感ですね。

 

だから、とにかく網羅された英単語を一気に覚えたい!という情熱溢れる人にはぜひおすすめしたい単語帳です。